女性のヒステリーは社会問題

多様性のある働き方を目指すため、日本の労働環境の悪いところをつらつら書きます。全国のお局さん、老害に苦しめられてる人の憩いの場になりますように

科学的な適職

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鈴木祐さんの『科学的な適職』を読みました。
科学的根拠(エビデンス)に基づき、「キャリア選択」について幸福度という観点で解説されています。
自分に合わない職場でストレスを溜めてしまい、不健康になることも解説されていて、仕事でストレスをためることの危険性が説明されています。
 

・嫌な上司のもとで働く従業員は、良い上司のもとで働く従業員に比べて心臓発作や脳卒中で死ぬリスクが60%高くなる
・嫌な同僚のせいで悪化したストレスは、たとえ会社を辞めても健康的なレベルにもどるまで22ヶ月かかる
・人間関係が悪い会社では、社員が高血圧や高コレステロール、糖尿病に悩む確率が20%増加する

 

一般的に仕事選びで必要な要素と呼ばれていることも、科学的にはエビデンスがないそうです。
例えば、好きを仕事にする、給料の多さで選ぶ、業界や職種で選ぶ、仕事の楽さで選ぶ、性格テストで選ぶ、直感で選ぶ、適正に合った仕事を求める。
好きなことや、給料が多いと言う観点で仕事を選んでも最終的な人生の満足度には変わらないそうです。
直感ですが、人間は直感で決めたことより論理的に考えて選んだものの方が、最終的な満足度が高くなるそうです。

仕事の幸福度に必要な要素は下記になります。
1.自由
2.達成
3.焦点
4.明確
5.多様
6.仲間
7.貢献
この要素が自分の価値観に合うバランスで組み込まれている仕事が幸福度が上がります。


キャリアを解説する本はいくつかありますが、冷静に自分の今を見つめ直すのにむいていると思います。